144Hz / 240Hz のモニターの性能を引き出すためには?
実は、144Hz、240Hzと高いリフレッシュレートの出せるモニターを買っただけでは、その性能を引き出すことは出来ません。
適切な「ケーブル」で接続し、必要な「設定」をすることで、その性能を活かすことが出来るようになります。
適切なケーブルで接続する
結論から言いますが、「DP(DisplayPort)」ケーブルで接続しましょう。
2019.04現在、「DP」「HDMI」「DVI」「D-Sub」「USB-C」などの接続方法がありますが、
DPケーブル以外は、リフレッシュレートが「60」に制限されてしまいます。
厳密には「DVI-D」というケーブルでも144Hz、240Hzに対応していますが、
近頃のグラフィックボードやモニターには、DVI-Dのコネクタが搭載されていないものが多いので、DPケーブルを利用する方が賢明です。
PC側はグラフィックボードに接続する
マザーボードのI/Oパネル(PC背面にあるUSBやLANケーブルのコネクタが集まっている部分)にもHDMIやDVIのコネクタが搭載されていますが、利用しないように気を付けてください。PC側はマザーボードではなくグラフィックボードのコネクタを利用しましょう。
Windows上でディスプレイの設定をする
以下の設定を行い、モニターのリフレッシュレートをWindows上で指定します。
1.デスクトップの何もないところで右クリックし、「ディスプレイ設定」を選択します。
2.ディスプレイの設定画面が開いたら、画面下の方にある「ディスプレイの詳細設定」のリンクをクリックします。
3.ディスプレイの詳細設定画面が開いたら、画面上のプルダウンでリフレッシュレートを設定したいモニターを選択します。
4.プルダウンでモニターを選択したら、下の方にある「ディスプレイ***のアダプターのプロパティを表示します」のリンクをクリックします
5.アダプターのプロパティ画面が開いたら、「モニター」タブを開きます。
6.画面中央のプルダウンから設定したいリフレッシュレートを選択します。(選択可能な最高値を選んでおいて大丈夫です)
7.最後に「適用」ボタンをクリックし、各画面を閉じます。
以上です。